評価/候補の中から投票でトップの作品。
部下が使えないようでは上司としての資格もありませんが、せめてニッポン人としての箸使いぐらい言われずとも出来ぬようでは、万年平社員も…。「箸使い」という日本人の生きる基本要素を対比して価値観に盛り込んだ作品。
特別審査員
近藤珠實 賞
- わざと箸 残して嫁ぐ 甘えっ子 大阪府「ペンネーム/さっぱり」さん(65歳)
- 評価/「甘えっ子」といいながら箸を残していっている事に、娘の気持ちを感じて嬉しく思う父の姿!でも、なんとなく寂しい父親の心が表現され、「箸」が人の心と心をつなぐ(父と娘)大きな存在となっている事がわかる!