評/「いだてん」は、今年の大河ドラマだが、いよいよ来年の東京五輪も近づいてきた。「八四郎」と「走ろう」の字響きで構成されたこの句は、五輪を舞台とするマラソン競技も「いざ」だが、それを見に行く観客も弁当とともに携帯箸「八四郎」を持参しての観戦も「いざ」…といった風景が見えてくる。
まさに迫りくるワクワク感が箸をテーマにした作品として生み出された。
- 神代から令和へ続く箸文化 東京都「ペンネーム/ハルル」さん(65歳)
- 評/「箸」が日本の文化の代表的存在であること、また箸に対する感謝の気持ちが表現されている句ですね。