評価/社内投票で多くの票を集めた作品。
現代の社会性の一面が描かれ<共感>が大きく、笑わせてくれるからだろう。
夫を上手にコントロールするのも悪いことではないが、まず生活の基本たる<箸づかい>ぐらいは大切にしようという作者の風刺的視線もしっかりと描かれている。
特別審査員
近藤珠實 賞
- 箸使うまではドキドキさせた人 神奈川県「ペンネーム/杏花」さん(59歳)
- 評価/ほのかに憧れを抱いていた人の箸使いを見たとたん、サーッとさめてゆくその気持ち!さびしさと残念さが感じられます(共感!)「ドキドキ」の言葉が生きています。