評価/いかにも「箸」が「自分」と(身体と)一体になっている感じが出ていておもしろい。箸に愛着を感じます。
賞品/受賞された方の名前を入れたお箸+近藤氏の著書
近藤珠實(こんどうたまみ)氏
『清紫会』新・作法学院学院長。
作法をより現代社会にマッチしたものとするため、新作法「清紫会」を結成。新・作法学院で生徒指導の傍ら、テレビ、講演、執筆、社員教育などで活躍中。
評価/私のまだ小さかった40年ほど前、ボーリングブームがありました。「マイボール」「マイシューズ」などと自分の道具を持つことはキザで「マイ○○」などというコトバは、やや個人主義に対する批判的な意味合いも含んでいました。世紀が変わり「エコロジー」といった風潮が世に台頭し「マイ箸」は、時代の要請にもなっています。常に「私」とともにある「マイ箸」は、まさに私の好みだけでなく喜怒哀楽を知るパートナーそのものなのでしょう。
賞品/受賞された方の名前を入れたお箸+尾藤氏の著書
尾藤一泉(びとういっせん)氏
川柳家。
川柳「さくらぎ」主宰。川柳学会専務理事。女子美術大学、武蔵野美術大学非常勤講師。Web川柳博物館。著書に『川柳総合大辞典』、『親ひとり子ひとり』、『門前の道』ほか。
評価/世界中に日本のお箸の素晴らしさを発信して欲しいと思います。私も世界中を旅する時に自作のお箸を持参し、各地の料理を食しています。
賞品/受賞された方の名前を入れたお箸+三田村氏の著書
三田村有純(みたむらありすみ)氏
東京藝術大学美術学部教授。
日展評議員・日本現代工芸美術家協会評議員。日本漆文化研究所副理事長。
評価/先行き不透明、混沌と低迷する今の日本に重要なのは、「原点に戻って考え直す」ことではないかと考えます。まずは子どもの躾からはじめること、それが表れた作品です。
賞品/受賞された方の名前を入れたお箸
賞品/入選された方の名前を入れたお箸
※順不同
作品 | お住まい /お名前orペンネーム(年齢) |
---|---|
スマホより 箸に目がいく 老婆心 | 兵庫県/なのへさん(36) |
女子力を あげて操る 箸と恋 | 東京都/ 汐海 岬 さん(39) |
箸さばき 上手いお方に 骨抜かれ | 岡山県/岡山 凡夫さん(78) |
お食い初め 小さな箸が 踊ってる | 神奈川県/ひよさん(55) |
震災後 家族がそろう 箸の数 | 静岡県/今井さん(61) |
夫婦箸 そっと離して ミニ別居 | 石川県/かみんさん(63) |
草食も 肉食もある 箸文化 | 東京都/鈴江 淡白さん(48) |
箸使い 義母の視線に 手が震え | 栃木県/はなさん(36) |
※順不同
作品 | お住まい/お名前orペンネーム(年齢) |
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この箸と 同じ歩幅で 生きている | 広島県/よし得さん(69) |
被災地の 箸一膳の ありがたさ | 北海道/半角犀さん(50) |
大家族 箸が争う 鍋の中 | 埼玉県/原口さん(61) |
太るのは 箸が悪いと 妻が言う | 新潟県/とっちんさん(44) |
ブライダルエステの前に 箸作法 | 兵庫県/コスモスさん(52) |
天高し 箸が動けば 妻は肥え | 埼玉県/荻原さん(61) |
イクメンが 手本を見せる 箸さばき | 埼玉県/ひりゅうずさん(37) |
初デート 箸の先まで 震えてる | 東京都/鈴木さん(24) |
マイ箸と 礼儀作法を 持ち歩き | 愛知県/☆しゅうへい☆さん(13) |
遺伝する 箸の持ち方 三代目 | 大阪府/コバルオンさん(40) |
好き嫌い なんでも知ってる 僕の箸 | 三重県/しみちゃんさん(43) |
レディガガ たぶん立派な 箸使い | 東京都/野上さん(60) |
新潟県 ほづ様、おめでとうございます!
大賞賞品/箸職人が作るオリジナル(大賞川柳入)の携帯箸「八四郎(はしろう)」セット